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まずは留め具を外してフォトフレームの部品をばらばら
にします。
フレーム・ガラス板・写真の薄紙・厚紙(段ボール紙)・
裏板に分かれます。
精密ドライバーを使ってフレームの留め具もはずしてお
きましょう。
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内枠の長さを測ります。
写真では白いテープを張っているところの長さ。
(分かりやすくするためにテープを貼っただけで、張らなくていいで
す。)
このフォトフレームの内枠は縦が129ミリ、横が91ミリ
でした。
以降単位はミリで表記します。 |
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作品を収めるボックス部分を作ります。
木材A(平板)を切り出します。
平板の厚さは6ミリと商品に表記がありましたが、実際
に測ってみると5ミリでした・・・。
奥行き40ミリで作るので、
底板:91×40 を 1枚
側面:(129+5)×40 を 2枚
蓋板:(91+10)×(40+5) を 1枚
裏板:(129+5)×(91+10) を 1枚
使うフォトフレームによって計算しなおしてください。
小ぶりの片手用ノコギリで切れました。ちなみに私の買
ったものは木目方向には普通の文具カッターも切れまし
た。けがのないように注意しましょう。
断面がケバ立っていたら軽くやすりをかけておきます。
ついでにフォトフレーム裏のねじを抜いた部分もケバ立
ちがあればヤスリがけをして平らになるようにしておきま
す。
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木材B(角材)を切り出します。
91ミリ を 2本。
細いのでハサミでも切れます。少し長い目に切って、や
すりで長さを整えるといいです。 |
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底板と蓋板に切った角材Bをボンドで貼り付けます。
肝心なところで写真を撮るのを忘れてしまいました。す
みません。大体の感じをイラストにしてみました。
イラスト上が蓋板、下が底板です。
赤で塗ったところが木材Bです。
蓋板は端から10ミリ控えた位置に貼りつけます。貼り
つける前に少しやすりで短くしましょう(2〜3ミリ)。両端
は均等に開けておきます。
底板は端から5ミリ控えた位置に貼り付けます。
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フォトフレームに木材を貼っていきますが、その前にガラ
ス板をボンドで貼ります(写真では貼っていませんが・・・)。
ガラス板を綺麗に拭いてから、ボンドがはみ出ないよう
にフォトフレーム本体にはめ込んで貼り付けます。
次に底板を。写真を参考に角材の付いている方向に気
をつけましょう。 |
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続いて側面の板を貼ったら裏板も貼り付けます。
ここまでは全てボンドで貼っています。 |
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蓋板を裏板に蝶番で取り付けます。
蝶番の取り付けはさすがにボンドでは不安なので2液
ボンドを使用しました。
その前に蓋の閉まり具合を確認します。写真ではふた
が閉まっているので貼り付けた木材Bが見えませんが、
ボックス内側でで写真手前側にくるように蓋板はセット
します。木材Bが引っかからずにきちんと閉まりました
か?
今回私が行ったダイソーさんでは、一番小さい蝶番でも
25ミリサイズしか見つかりませんでした。なので今回は
このサイズを使用しますが、もう少し小さい蝶番があれ
ばそのほうが良いです。
後日ホームセンターで18ミリの蝶番を見つけました。ぴったりサイ
ズでいい感じでした。
2液ボンドで写真の位置を参考に蝶番を取りつけます。
蝶番の可動部にボンドがつかないように注意しましょ
う。
私は蓋板に接着剤を塗り、蝶番の上部分を接着。乾い
たら蝶番の下部分に接着剤剤を塗り、裏板に接着…の
順番で貼りました。
ともかく可動部にボンドが流れ込まないようにきちんと
貼れればOKですよ。
写真ではフレームと蓋板の間に厚紙をかましていますが、気にし
ないでください。
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接着剤が乾くまで、厚紙を切っておきましょう。
内枠より数ミリ小さめに切ります。
私が購入したフォトフレームには厚紙(段ボール紙)が
挟まれていたのですが、これを利用してもいいですね。
この厚紙は背景になります。
飾る作品の雰囲気に合わせて綺麗なイラストや写真を
貼っておくと素敵です。もともとフォトフレームにセットさ
れていたフォトを貼ってもいいですし、カレンダーの写真
なんかも綺麗でいいと思います。
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厚紙の裏側には多少スペースに余裕があるので(5ミリ
程度)、アクセサリーを飾る場合には左図のように厚紙
に工夫してみてください。
目打ちなどで厚紙に穴をあけ、目立たない糸で作品を
固定してもいいかと思います。
ボンドと接着剤が乾けば、厚紙と作品をセットして出来
上がり!。お好みでヤスリがけをしてください。
厚紙は裏板と木材Bの間にセットすることで固定されま
す。
お疲れ様でした。 |